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介護職が合わないから辞めたい理由とは。ブラック施設が原因?

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介護というのはやりがいもありますが、独特な世界です。

そのため、中には介護職が合わないな、辞めたいな、と思う方もいらっしゃいます。

いろいろな問題はありますが、そういう合わないという方の多くはブラック施設に入社したことが原因と考えられます。

ブラック施設にもいろいろなポイントがありますので主な原因と、介護職を辞める理由をご紹介します。

介護職が合わないから辞める理由

給料が安い

介護の仕事が3Kと呼ばれる一つ、“お給料が安い”という理由です。

一般職の平均年収と比べると確かに低いのは明確です。

ここ最近は景気も良く待遇も良く給料も良い企業が求人を出しています。

お給料面だけ見ると、体力的にきつく割に合わない介護職と比べると遥かに条件が良い企業に行きたくなるのはごく当然のだと感じます。

介護の仕事が好き、お世話をするのが好き、という理由で介護職に就いている方なら、他業種との比較が原因で辞めたいと思うでしょう。

しかし、介護福祉士は長年継続して働くことで年収は上がっていきます。詳しくはこちらの記事もご覧ください。

介護福祉士が年収500万円以上を稼ぐ方法 

人間関係

介護職の離職率ナンバー1に挙げられるのが“人間関係”になります。

介護職=人間関係が面倒くさい、こんなイメージを持たれる方も多くいらっしゃいます。

“介護職”という仕事内容が合わない、というよりは介護職員との人間関係というほうが正しいかもしれません。

女性の職場というだけで独特な環境、男性が働くには女性の職場特有の気遣いや心遣いが必要になってきますので辛い思いをされる方も多いでしょう。

本来は介護士の仕事はご利用者のお世話です。

介護士というのはどこの施設も基本的にはチームで動きます。数名のチームを組んで1フロア、または数名のご利用者のお世話をします。

そして状況を報告、連絡、相談をします。

ここで問題となってくるのが女性同士の派閥や人間関係等が関与してくる場合があります。

「〇〇さんと話したくないからあなたから伝えておいて」「〇〇さんシカトしていいから」など、それにより余計な仕事が増える、最悪巻き込まれる事もあります。

本来の仕事よりも社内の人間関係の方が大変だ、と思う方も多く合わないと感じているのではないでしょうか?

介護士の扱いがひどい

医療、福祉職というのは多職種との連携がとても重要な職種になります。

それぞれの専門職が専門性を発揮したサービスを提供する事が求められます。それぞれの立場で意見を出し合い一人の患者、利用者の個別の計画を立てていきます。

もちろん介護士も交えて意見を出し合うのですが、介護士は立場が非常に低い傾向があります。

介護士は誰でも出来る仕事、多職種と比べると専門性が低い、雑用ばかり、など扱いが違います。

社会的なイメージもあると思われますが、会議など意見が通らないケースが度々あります。それは合わないのではなく、立場というものが大きく影響している傾向があります。

介護士として働いている方なら納得頂けるかと思います。

命を預かる現場で働いているという立場では変わらないハズなのに給料が安い、誰でも出来る仕事だと言われると働いている方も気持ちが沈んでいきます。

そういう経験をしてしまうと「介護士を辞めようかな」

と考える方もいらっしゃるようです。合わないのではなく合わせてくれないのだと思います。

夜勤明けの残業

施設の種類によっては残業がある施設もあり、そこが合わないで辞める人も多いです。

入居施設ではご利用者様が住まわれるので夜中も何かあれば対応する事があります。

介護施設はどこも職員の数が不足しています。「いやー、うちはスタッフがいっぱいで募集していません」という施設は稀な施設です。

常にギリギリで回っているというのが主な現状です。

もちろんそれはスタッフ全員が休まず働いて…の話になります。つまり家庭の事情やご自身の病気、など休まなければいけない場合もあります。

そうすると他の介護職員が代わりに入らなければなりませんよね?

日勤ならフォローに入るのは大して苦ではありません。

しかし夜勤明けに入らなければならない事があります。

「やっと夜勤明け休みだ、昼どこに行こうかな」と考えている間に「〇〇さん、今日風邪でお休みになったから代わりに入浴介助に入ってほしい」とお願いされるのです。

眠気と疲労でいっぱいなのに追い打ちをかけるように残業、気が付けば正午を過ぎている…なんて事は結構あります。

いくら残業代が出るからといっても、休みが欲しいし疲れも取れない。

夜勤をはじめて数か月は離職率が高いように感じます。その原因の一つが夜勤明けの残業です。

介護職あるあるにはなるのですが、これにどうしても合わなくて辞めてしまうという方もいらっしゃいます。

綺麗事では済まされない利用者の現状

介護職ををやっていると暴言を吐かれる、暴力を振るわれる事も正直な話、結構あります。

高齢者の中では女性を下に見ている、女性のいう事は聞かない、といった“頑固”な方も時々いらっしゃいます。

こういった方は基本的には男性が対応させて頂くのですが、毎日男性がいるとは限りません。女性が多い職種ですから女性で対応しなければならない事もあります。

女性が対応すると暴言をはかれる、時には叩かれる事もあります。

認知症の方であるのが「物を盗まれた」と職員に1日中文句を言うケースもあります。その日ずっと「あなたが盗んだ、どこにやったの?」と言われ続けます。

さすがに疲れますよね、そういった対応が難しい方のお世話をしていくうちに「なんでこんな目にあってまでお世話をしなければならないの?」となってきても仕方ありません。

介護利用者からの暴力・暴言はどういうものがある?解決方法は?

出来る限り、施設の方でフィードバックやフォローする体制はとっていますがそれが追い付かなくて仕事が合わないと辞めてしまうケースも存在します。

売上重視の会社

介護施設といっても、ボランティアではありません。

収入があり、そこから施設の運営費や職員のお給料をお支払いしています。

医療度が高い、介護度が高い方。現実的な話をすると、軽度と重度、貰える額は同じです。重度の方だとそれだけ仕事量が増えますし、職員の補充も必要になります。

経営のみ考えれば軽度の方を沢山受け入れたいわけなのです。

しかし現実問題そんな事は言っていられません。

お客様を選んでいてはあっという間に施設が潰れてしまいます。ですので“施設によっては介護職員の数が少ない、手が回らない”のにも関わらず管理者や責任者の方が重度の方を受け入れてしまう事があるのです。

介護施設とはいえ、“売り上げが無いと会社が続かない”と皆が思っているわけではありません。

「経営悪化で施設の方向性が売上重視になってきた、売上目的のためにどんな人でも受け入れる、業務が忙しすぎて回らない」と言って合わないから辞めていかれる方もいらっしゃいます。

これは非常に難しい所ですが、切実な問題でもあります。

こういった方は介護職に合わない

せっかち

スピードを重視しすぎて仕事が雑な方、ミスが多い方は介護職が合いません。

責任感から来る方もいらっしゃると思いますが、相手は人間です。

一つのミスが取り返しのつかない事になる場合もあります。いくらテキパキ作業出来ても報告漏れがある場合や雑のこなす方。

そういう方は介護職に合わないでしょう。

神経質な人

介護施設での業務は予想していなかった事にいかに早く対応できるか、判断力とスピードが求められます。

一つの事に神経質になりすぎて柔軟な対応が出来ない所や少し前にご利用者様に言われた一言が気になり仕事に集中できない。

こういった方は介護職に合わないというよりチームとして動けないので馴染めない、という理由で辞めてしまう確率が非常に高く感じます。

ある程度融通が利かないとチーム内でも不満が出てきます。

その人なりに一生懸命やろうという姿勢も伺えるのでどちらが良いとは言えません。ただあまりイレギュラーの無い介護施設であるなら活躍できるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

介護職が合わないから辞めたい理由は結局のところ、施設に原因を感じる方が多いようです。ブラックな業界と感じている方も多くいらっしゃいます。

現状だと会社で全ての問題を解決する事は難しく退職者を出さないようにするにはどうしたらいいか?施設側も頭を悩ませている状況なのです。

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