介護の仕事に挑戦したいけど、今住んでいる近くに介護施設が無くて働けないという人いますよね。
遠くの街なら寮やアパートなど住み込みで働ける施設もあるけど、未経験者でも大丈夫なのかな?
そんな心配をされる方もいらっしゃると思います。
それはそうですよね、介護の資格も無いのに住み込みで働くなんて大丈夫なのかなと不安になりますよね。
でも全然大丈夫!
介護職は無資格の人が大勢働いている職場だからです。
ということで今回は「無資格の自分が介護施設の寮を利用しながら働く方法」をご紹介致します。
介護の仕事が未経験でも大丈夫?
結論から申し上げますと、全く問題ありません!
介護や福祉の専門学校を卒業してから施設に就職される方もいらっしゃいますが、現在では多数の方が出産やご結婚、または様々な事情で辞められてしまいます。
若者の介護離れが進んでいるのが現状です。
従って今働いている方のほとんどは中途採用、つまり介護未経験の方ばかりなのです。
もちろん、看護師の資格を持っているが現場が好きで介護の仕事をしている、ソーシャルワーカーの資格あるけど、会社にお願いして介護の現場で働かせてもらっているといったケースも中にはあります。
しかし割合的には未経験者が圧倒的に多いのです。
介護業界はそういった方が多く働いていらっしゃいますので、施設側としても未経験者の受け入れに関してはもう慣れているといった方が良いでしょう。
行政の指導基準で“新人育成マニュアル”を必ず置いておく必要があります。
施設にはそういった育成係も必ずいらっしゃいます。
どこの施設も職員不足でどんな人材でも欲しいのですから、一昔前のような厳しく指導して言う事聞かなければ辞めさせるといった現場はほとんどありません。
また年齢に関しても特に指定していない施設がほとんどだと思います。
出来る仕事から始める事が出来ますから、未経験者でも全く問題ありません。
無資格でも大丈夫?
こちらも結論から申し上げますと、全く問題ありません。
私自身普段から結構頂く質問の中に「介護士と介護補助者」は何が違うのか?という質問がありますのでそちらから説明していきます。
まず、“身体介助”というものを行います。
介護士というのは食事介助やベッドから車いすに乗せる移乗、おむつ交換やトイレへの付き添いを行う排せつ介助などがあります。
心身の状態が悪くなり、お一人で生活が出来なくなった方の身の回りのお世話を行います。
直接身体に触れる“身体介護”の他に“生活援助”というものがあります。
これはお部屋の清掃や片付け、衣類の洗濯や買い物など身の回りのお世話をするものになります。
大まかに分けるとこの2つが介護士としての通常業務になります。
次に介護補助者というのは介護士が行っている2つの業務、“身体介護”と”生活援助”のうち、身体介助は行えません。
つまり介護士の資格がないと直接ご利用者に触れて介護サービスを行うことができないのです。
したがって介護補助者の業務は清掃や洗濯がメインの生活援助のみとなります。
他にも介護補助者の仕事の中に、介護士が介護業務を行っている際の補助の役割を担います。
このように介護士の資格がない、または未経験の方でもいくらでも仕事はあります。
介護士は介護業務だけが仕事だと思われがちですが、いざ現場に出てみると分かりますが、かなりの細々とした量の業務に追われます。
ただでさえ体力を使う介護士の仕事ですから、それを補ってくれる介護補助者の方がいてくださるととても助かるのです。
もしも介護士の資格が無い場合は「介護補助者」としての面接を受ける事になります。
どうしたら介護士として働けるようになるの?
介護職員初任者研修を受講する
介護職員初任者研修という介護の基礎知識や技術の基本を学べる研修があります。
この研修を受講する事により介護士として従事する事ができるようになります。
研修期間もそれほど長くありませんので介護業界で長く働こうとお考えの方は是非受けておいて損はない資格です。
また住み込みで介護の仕事をお考えの方には、時間があるならこの研修を受けてから介護士として従事することをお勧めします。
ハローワークの求職者支援制度
ハローワークの制度に求職者支援制度というものがあります。
職業訓練でスキルアップを行い早期就職の手助けをする国の支援システムです。
この制度を使うことにより無料で介護職員初任者研修を受ける事ができます。
介護補助者と介護士では行える仕事の幅が違います。
従ってこれらは給与面にも反映されます。
無資格、未経験だけど住み込み寮やアパートを利用できるのか?
無資格で未経験の方でも寮を利用することは可能です。
条件などは設けてない所がほとんどですが中には「介護業務」を求められるケースもあります。
つまり介護福祉士を施設側が求めているケースです。
施設の収入を上げるのに“加算”というものがあります。ベースとなる収入+ボーナスといった具合です。
この加算をとるための要件に「資格を持った職員の割合」が一定以上だと取れるものもあります。
この要件を満たすために求人には「要資格者」などと制限されている場合もあります。
寮を利用しながら働く際に困る事は?
食費
寮に住む上での圧倒的なメリットと言えば家賃です。
驚くほどの格安です。
家賃がひと月1万から2万ほどかかる寮もあれば無料の寮もあります。
家賃だけ見れば圧倒的に格安です。
ただ問題は食費です。
社員食堂が付いている寮や夕食が出る施設もありますが一人暮らしとなると外食で済まそうとしてしまいがちです。
特に男性の一人暮らしとなるとインスタント食品が多くなってしまいます。
手ごろに済ますこともできますが食費に換算すると結構割高なので注意が必要です。
友達を呼べない
アパートなら問題ありませんが、独身寮なら友達などの部外者は入れません。
防犯対策として立ち入り禁止となっている施設も多いようです。
会社の寮だから休日呼び出されるのでは?
職員の欠勤が目立ち、どうしても現場が回らなくなった時に家が近いからという理由で稀に呼び出される事を無資格で働いていても関係ありません。
現場はそれほど多忙なのです。
無資格なら技術よりも気持ちが大切
求人サイトや求人票を見ても介護職の募集は後を絶ちません。
むしろ上昇傾向にあります。
という事はそれほど現場に職員が足りていないという事になります。
“未経験者でも可能、介護の仕事は誰でも出来ます”と記載されているものもありますが、とは言え高齢者や障害をお持ちの方など人間のお世話をするわけですから業務内容によっては専門性が高い職種でもあります。
不安に思うところはどなたでもあると思います。
しかし誰でも最初は未経験からです。
介護施設では未経験の方には必ず新人育成係がついてくれます。
技術的な部分から心構えまでしっかり教えてくださいますから、気持ちの部分が大きいと考えられます。
※こちらの記事も参考にご覧ください。
無資格の方もウエルカム!介護施設は人手不足です
いかがでしたか?
無資格の方が住み込みで介護の仕事をするということがどういうことか分かっていただけたかと思います。
寮で生活するうえで気を付けてなければいけない事は防犯面です。
特に女性の一人暮らしだと何かと心細いですので、セキュリティがしっかりされているかどうかが大切です。
仕事については先ほどにもご説明した通り無資格でも問題ありません。
現場は無資格の方でも大歓迎ですから、住み込みで介護経験無しで無資格者でも全く問題ありません。
気持ちがあればどんどん挑戦してみてください。
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